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冷え性を漢方で改善

冷え性に対する漢方の考え方

漢方の概念から冷え性を見てみる

冷え性による不調が病院の検査で現れにくいのは、「冷えを感じる」ということが、ほとんどの場合、自覚症状に過ぎないからです。数値など客観的に判断できる材料が無いため、どこに原因があるのか突き止めるのが難しいのです。そもそも治療の対象にすらならない場合もあります。

西洋医学で冷え性を治療するとしたら、体温調節機能が働かない原因となる自律神経の乱れや、血圧の低さからアプローチすることになるでしょう。肝心の手足の冷えが伝わらないもどかしさを感じるかもしれません。

対して東洋医学では、冷え性を「体のバランスが崩れている状態」と見なし、その原因を特定して衰えている機能を回復する治療を行います。

漢方での改善についてさらに知りたい方はこちら。

東洋医学には、エネルギーや気力の「気(き)」、血液の「血(けつ)」、体液などの「水(すい)」という3つの概念があり、これらが正常に循環して初めて健康と言えます。冷え性も、この3つのどれかが乱れて起きるという考え方なのです。東洋医学は、こうした病気ではないけど健康でもない、いわゆる「未病」という状態でもしっかりと対応します。

具体的にはエネルギー不足によって熱が作られにくい「気虚(ききょ)」、血液の流れに問題があって熱が運ばれにくい「?血(おけつ)」、水分が滞留することで冷える「水毒(すいどく)」という症状で表されます。時には複数の症状が重なっている場合もあります。東洋医学では中国で発達した「漢方」の力を用いて、こうした症状を改善していくのです。

漢方では冷え性を、万病のもとになる重大な症状と位置づけています。人間の体は36℃を境に、体温が低くなるにつれて体のさまざまな機能や免疫力が低下します。これがあらゆる病気を招く原因となるのです。そのため、漢方薬の服用と生活習慣の見直しを行い、冷えやすい体質の改善に重点を置くのです。

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